産地:オーストリア/ブルゲンラント(ノイジードラーゼー)
ぶどう品種:ヴェルシュリースリング、シャルドネ
容量:375ml
輝きのある黄金色。
ドライアプリコットや洋ナシのコンポート、オレンジピールの砂糖漬け、蜂蜜、ヌガーを思わせる甘く濃密な香りに、貴腐ブドウならではのスパイシーなニュアンスとカモミールの香りが重なります。口に含むと、とろりとした甘みとトロピカルな果実味が広がりながらも、生き生きとした酸とミネラルが全体を引き締め、重たさを感じさせません。余韻にはほのかな塩気が長く続きます。
ノイジードル湖東岸のゼーヴィンケル地区は、湖と無数の小さな池から立ちのぼる霧が貴腐菌(ボトリティス・シネレア)の発生を促す、世界でも稀有な甘口ワインの適地です。2021年は長く乾いた秋の後、11月に理想的な貴腐が発生し、高品質のデザートワインが期待された年となりました。ブルーチーズや熟成チーズ、フルーツタルトやカイザーシュマーレンなどのデザートと。
【生産者情報】
ヴァイングート・クラッハー
世界の甘口ワインの頂点に立つ、イルミッツの名門
オーストリア東部ブルゲンラント州、ノイジードル湖の東岸に広がるゼーヴィンケル地区のイルミッツ村。この地で世界最高峰の貴腐ワインを造り続けるのが「クラッハー(Weingut Kracher)」です。
先代の故アロイス・"ルイ"・クラッハー氏は、オーストリアの甘口ワインを世界の舞台へ押し上げた立役者。国際的なコンクールで数々の最高評価を獲得し、ソーテルヌやドイツの甘口ワインと並ぶ存在へとその名を高めました。現在は息子のゲルハルト・クラッハー氏が跡を継ぎ、父の築いた伝統と品質を守りながら、さらなる進化を続けています。
「オーストリアはすでに甘口ワインで世界の頂点にいる」。その事実を体現するクラッハーのワインは、辛口ワインで今まさに世界の注目を集めつつあるオーストリアの実力を、何よりも雄弁に物語っています。