産地:ポルトガル/ドウロ
ぶどう品種:バスタルド100%
滑らかなスムーズなロゼ寄りの薄い色調。口に含むと横に膨らんで行きスムーズに落ちていく、ピュアで曇りのないチャーミングで澄んだ味わいが特徴。
イタリアでは最も危険な言葉、世界でも最低の悪口になっている「バスタルド」は、くそ野郎の意味。ならず者、立ちが悪い人、理由として妾の子、思いがけず失敗して出来ちゃった子の意味。それほど、この葡萄はたちが悪く、素直じゃない荒くれた葡萄。これも葡萄には失礼な話だがマディラとかワインの味調整にブレンドされる程度でメイン葡萄に使われなかった。
カベルネやシャルドネ等の生粋の血統では無く雑種葡萄。
そんな葡萄100%で、エレガントな品のある綺麗なワインを造るなど、到底誰もしないし出来ない。
天才を証明するワインの一つ。極めて厄介な品種のバスタルドを完全に手懐け、ブルゴーニュピノノワールの様な艶やかな味わいを完成させた驚愕のテクニックワイン。バスタルド100%のワインは彼女の独壇場だろう、聞いた事が無い。
30年の古木。自然酵母。3〜4年のユーズドフレンチオーク樽で10ヶ月熟成。
世界5000本限定!花崗岩のバット内にて収穫後から足ふみ。
【生産者情報】
コンセイト
醸造家「リタ・フェレイラ・マルケス」
ドウロではモダンワインメーカーであり「スター」である。
ボルドーワイン大学在学中から様々なシャトーで学び、ボルドー、ヴィラ・レアル、カリフォルニア、南アフリカ、ニュージーランド、ヴィーニョ・ヴェルデでの修行を終え、ドウロで祖父が所有していた最もクールな畑の麓に、現代ワイン醸造の匠とセンスを持ち帰り2006年コンセイト・ヴィニョスを立ち上げ、2007年から販売を開始した。
早速、ヴィンテージ・ポート2007が2010年2月にロバート・パーカーが90ポイント、ワイン・アノラックが92点と発表。また、同時にポートやマディラのブレンド用葡萄でしか無かった、100%ワインとしては、醸造が困難と言われていたバスタルド100%のワイン「バスタルド」を脱ドウロワインのエレガントなドウロとしてリリースするや、メインブランドのコンセイト・レッドはパーカーポイント93点〜96点、白も93点〜95点を毎年必ず高得点を続け、瞬く間に天才女性醸造家として、世界に名を馳せて行った。
今までの古典的な、凝縮感の強い、重厚なイメージのドウロワインを完全に覆して行った。
今ではヨーロッパやアメリカ内でリタの名前を知らないワインメーカーは居ない。
もし、居たとするとそれは、よほどの不勉強者か、もぐりだ。