産地:フランス/ボルドー(ACサンテミリオン・グラン・クリュ)
ぶどう品種:メルロー 80%/カベルネ・フラン 15%/カベルネ・ソーヴィニヨン 5%
タイプ:赤ワイン
(2020)「ジェームス・サックリング」 93ー94点
ロバート・パーカーが「ボルドーの最高クラスのワインである」と称する銘醸ヴァランドローと同じ畑、同じ醸造方法で作られているセカンドワインです。オーク樽熟成約20カ月(新樽)
【生産者情報】
シャトー・ヴァランドローとは、サン・テミリオンでジャン・リュック・テュヌヴァン氏が手掛ける伝説的なシンデレラワイン。初ヴィンテージの1991年以来、生み出されるワインは高い評価を受け、驚異的なスピードでトップワインに比肩するまでに到達しました。
自身が正しいと思うワイン造りを常に取り入れ、実行に移してきた、研究に熱心なことで知られるテュヌヴァン氏。2000年ヴィンテージを造る際、彼は収穫前の予期されていた雨水による水害を防ぐためにブドウ畑の一部(2ha)にビニールシートを敷き、雨水を排除したブドウ栽培を開始。しかし、こちらの方法はテロワールの在り方に背くと考えられているため、フランスの公的機関である国立原産地名称研究所(INAO)によって禁止されており、こちらの畑から造られたワインは格下げせざるをえませんでした。
テュヌヴァン氏は決まりことよりも優れたワインを生産することを重視し、格下げしてもなお良いワインを造りたいという想いでテーブルワインという位置づけにて、ヴァランドローを「ランティルディ・ド・ヴァランドロー」としてリリースしました。フランス語で「禁じられたヴァランドロー」という意味のこちらのワインは、ワイン法によりヴィンテージさえも名乗ることが出来ませんでしたが、中身は正真正銘のヴァランドローの2000年。市場では高値で取引され、当時、最も高価なテーブルワインの1つとも言われました。畑を拡張した現在でも、テュヌヴァン氏の厳格な栽培と醸造は変わることはなく、遂に2012年のサン・テミリオン格付けにて第一特別級Bに昇格を果たしました。