産地:フランス/ミネルヴォワ
ぶどう品種:メルロ100%。
タイプ:赤ワイン
ミネルヴォワ北方、カッサニョル村の標高400mの区画より。1ha。シスト(スレート片岩)土壌。平均樹齢20年。収量25hl/ha。除梗50%。ステンレスタンクで発酵後、10ヶ月間シュール・リー熟成。清澄は行わず、軽くフィルターをかけてビン詰め。年によってビン詰め時にのみ極少量のSO2を使用。ラベルの魚は、「Merlot free」の発音が「merlan frit」(メルラン(タラ科の魚)のフライ)に似ていることと、柔らかな味わいのこのメルロが一定のお魚料理にもよく合うことを表現したものです。
【生産者情報】
ドメーヌ・ピオン
コート・デュ・リュベロンの「シャトー・ラ・カノルグ」やラングドックの「ドメーヌ・ガイダ」といった自然派生産者たちの下で修業を重ねたロマン・ピオンが、2010年にフェリーヌ・ミネルヴォワ村周辺の畑を購入して興したナチュール・ドメーヌです。同年よりビオロジック栽培を開始。年によってビン詰め時にのみ極少量添加するSO2を除いて、一切の添加物を使用しないワイン造りを実践しています。看護婦をしていたノルウェンさんと結婚した2014年以降は、夫婦で仲良く運営しています。
「私たちは家族や近所の友人たちと一緒に、私たちが造ったワインを毎日のようにガブ飲みしています。翌朝はとても元気に畑に出て、帰ってきたらまた美味しく楽しくガブ飲みしています。誰が、農薬や添加物を入れようと思うでしょうか(笑)」。
「標高400メートルの冷涼な気候と、この地特有の青色シスト(スレート片岩)土壌が、みずみずしく清涼なぶどうを育んでくれます。収穫後は、中でも自分たちが本当に食べたいと思うぶどうだけを丁寧に選び抜きます。ルモンタージュ(パンピング・オーヴァー)のタイミングや回数だけは私たちの経験や知見が問われますが、それ以外の醸造は非常にシンプルに行っています」。
彼らの造るワインには、繊細でやわらかな口当たりながらコクが豊かで満足感が大きいという特徴があり、それはそのまま、多くのソムリエがワインに求めているものです。そのため、ミシュラン2つ星を擁するナルボンヌの名店「Maison Saint Crescent ? La Table Lionel Giraud」をはじめ、フランス全土の多数のレストランやビストロが彼らの作品をオンリストしています。(自分たちがガブ飲みしているだけじゃありませんでした!)