産地:ジョージア/クヴェモ・カルトリ州
りんご品種:グラニースミス50% フジ25% Kekhura15% ゴールデン10%
タイプ:シードル
ゴッツァから初登場のシードルはビオロジックで育つフジを含む4種のリンゴをクヴェヴリで1 ヶ月醸し7日間発酵、2 ヶ月熟成して無濾過・無清澄、SO2無添加で瓶詰めしました。
やや濁りのあるイエローの外観から金木犀やカリンの香り、ふわりと拡がる果実味から存在感のある酸とすっきりとしたアフター、ドライではありますが旨味も存分に楽しめる仕上がりです。
18年10月21日収獲/クヴェヴリで1 ヶ月醸しクヴェヴリで7日間[17℃]発酵熟成。その後クヴェヴリで2 ヶ月熟成。無濾過・無清澄/瓶詰め:2019年1月 SO2無添加 トータル:7mg/L
【生産者情報】
トビリシの中心部から西へ25kmのカルトリ地方Kiketi村、海抜1300メートル、樫の森に囲まれた山中にGotsadze(通称ゴッツァ)ファミリーが営むワイナリーはあります。
現在の当主Beka(ベカ)の父Teimurazは画家、祖父Konstantinはジョージア西部Zestafoni地区でワイン造りを行っていました。 20世紀初め、家族は首都トビリシに移り住み、伝統的なワイン造りを続けていました。現在は、グルジアの王たちも好んだワインを数多く生んだと言われる歴史ある地区で、祖父の時代から避暑を目的として利用してきた海抜1300mのサマーハウスを醸造所兼住居、海抜約550mに5haのブドウ畑を構えています。
1965年トビリシ生まれのベカはジョージア工科大学を卒業した後、すべてのエネルギーをワイン造りに注ぐ前は建築家として働いていた経歴の待ち主であります。家族の長はワイン造りに関わり、女性は豊かで多様な料理を得意とし予期せぬゲストにも振る舞える十分な食べ物とワインをいつも貯えている。そんな伝統的なジョージアンファミリーに育ち、自分もワイン造りに参与する事は自然な流れであったと振り返ります。
家族は妻ニーナ、息子2人(ジョルジとトーマ)と娘サロメの5人家族で、収穫や醸造の手助けをしてくれています。2002年よりワインを造っていましたが、販売した初ヴィンテージは2010年です。無農薬栽培を行ってきましたがビオディナミ農法も取り入れ2017年収穫のワインからビオディナミ認証を得る事ができ、ジョージアで初のヨーロッパのビオディナミ認証を持つワイナリーの誕生となります。
醸造は除梗・破砕後フリーランジュースのみを使用する場合と、除梗せずそのまま醸す場合があります。プレス機は持たずプレスをしないので雑味のないピュアな果汁が使用でき、醸造所の地下に埋められたクヴェヴリの蓋をあけたまま発酵し、チューブでワインだけ抽出し他のクヴェヴリや樽に移し替えます。
「我々はワインメーカーではない」と語尾を強めるベカは「自然を敬い、生態系を美しい状態で守り、プレスもせず、温度管理はするものの伝統的なクヴェヴリで醸造、できるだけ手を加えず自然な流れでブドウジュースがワインへと変わるお手伝いをするだけだ」と言い、「脈々と続くGotsadze家から降り注ぐオーガニックで純粋なワインをこれからも提供していきたい」と語ってくれました。
人が大好きで誰に対してもウエルカムで明るいベカが造るピュアでやさしいジョージアの歴史と伝統が反映されたワインを是非ご賞味ください。