産地:フランス/シュッド・ウエスト
ぶどう品種:タナ100%
【単一区画の樹齢の古い葡萄を樽発酵、樽熟成で仕込んだ、ドメーヌ ラウゲの赤のトップ キュヴェ】
「アルビゾン」は単一区画の葡萄を使い、500Lの新樽で発酵、熟成させたワインです。畑は真南を向いており、このエリアでは珍しい赤色粘土が特徴的な土壌です。剪定はギヨー ドゥーブル(垣根仕立て)、平均樹齢は50年以上、栽植密度は5,000本/ha、収量は1ha当たり30hL/haです。発酵前に除梗します。発酵、熟成ともに500Lの新樽で行います。発酵の際は樽を縦に置き、天面を外して葡萄入れ、天然酵母で発酵させます。発酵期間はヴィンテージによって異なりますが、およそ6ヶ月です。発酵期間中、ピジャージュを行い抽出します。発酵終了後に天面を閉じ、そのまま同じ樽で24ヶ月熟成を行います。輝きのある濃い紫色、力強く複雑なアロマは、完熟した赤や黒の果実、カシスや桑の実のジャムの要素が感じられます。空気に触れると、かすかな木や香ばしさが感じられ、樽熟成による良さが感じられます。口に含むと非常にバランスが良くスムーズで、よくこなれたベルベットのようなタンニンがあります。フィニッシュにはブラックペッパーのようなスパイスが感じられ、長く美しい余韻がいつまでも続きます。「アルビゾン」とはピレネー山脈にある山のひとつの名前です。
【生産者情報】
ドメーヌ・ラウゲは南西フランスのジェール県ヴィエラ村にあるワイナリーで、現在は29歳の醸造家シルヴァン・ダバディが経営しています。家族は数世代にわたり葡萄栽培を行っており、1980年にワイナリーを設立し、品質向上に力を注ぎました。2013年にシルヴァンが引き継ぎ、オーガニック栽培と生物多様性に配慮したワイン造りに取り組んでいます。シルヴァンは農業学を学び、ワインは現代的でありながら土地の個性を尊重したスタイルで作っており、バランスと忍耐が重要と考えています。
現在、ドメーヌ・ラウゲは30haの葡萄畑を所有し、オーガニック栽培に転換中で、化学薬品を使用せずに生物多様性を重視しています。畝の間に草を植えることで土壌を活性化し、害虫への対策にフェロモンカプセルを導入しています。畑は異なる土壌タイプを持ち、それぞれ異なるアロマとフレーバーを提供します。
収穫は手摘みで行い、完熟の葡萄を選別後、アルコール発酵、マロラクティック発酵を行います。発酵は天然酵母を使用し、収穫の前に種酵母を作成しています。この方法により、発酵が迅速かつ順調に進行します。熟成は地下のセラーで行われます。
【受賞履歴】
「ル ギド アシェット デ ヴァン 2021」2星/クー ド クール