産地:スペイン、DOリベラ・デル・デュエロ
ぶどう品種:テンプラニーリョ95%、メルロー5%
パーカー91点を獲得したこの素晴らしいエレガントな赤ワイン、ヴァンナチュール・ドゥエロは、自然酵母を用い、酸化防止剤は無添加、またオーガニック認定とデメテール認定を受けた特別なワインです。
ドゥエロワインはスペイン国内で広く知られ、その特徴は脂身の多いラムやポーク、そして力強い骨格のタニックなワインによく合うことで有名です。その特異なドゥエロワインの特徴を反映しているのが、初めて目にするプルゴーニュ瓶のなで肩のドゥエロワインであり、その中でも初対面のヴァンナチュール・ドゥエロには驚きを禁じ得ません。
その味わいは期待通りで、ドゥエロながらも驚くほどエレガントで滑らかで、口に入れると優しく広がります。その上、飲みながら「これって本当にドゥエロ?」と何度も自問し、一時的に頭が収拾不能になるほどの印象的な体験を味わいました。
現在、世界では太い味わいのワインが低迷していますが、ドゥエロはその中でも際立っているレジオンと言えるでしょう。ドゥエロの肉ワインというイメージを覆し、新たな領域での展開を模索しているという理解が得られました。
このワインは標高800m〜900mの高地で栽培され、平均樹齢は36年。ステンレススティールタンクで土着の酵母を用いて発酵し、フランスとアメリカの225リットルの「使用済み」のオーク樽で13ヶ月間熟成されています。
生産者であるトレミラノス・エステートは、リベラ・デ・ドゥエロの中心部、アランダ・デ・ドゥエロの郊外に位置し、1903年にカリクスト・セイハスによって設立されました。1975年にはパブロ・ペナルバ・ロペスがエステートを購入し、即座に改築を行い、1980年頃にはリベラ・デル・ドゥエロが絶頂期を迎えました。当時、この地にはわずか12のワイナリーしか存在せず、その中にはベガ・シシリアやトレミラノスも含まれていました。
1988年からは225ℓのフレンチオークとアメリカンオークを手作りの自社生産に切り替え、2010年までには200ヘクタール全体を有機栽培に転換。2015年には全畑でエコサートオーガニック、ビオデナミック、デメテールの認証を取得しました。トラクターや機械での収穫から馬を使った耕しに切り替え、完全なる有機栽培とビオデナミック農法に一気に移行しました。
バイオダイナミックは有機栽培の進化系であり、生態系のバランスを追求し、生物多様性を尊重することで、生命の飲み物に近づけるステップを踏んでいます。トレミラノスは化学肥料、除草剤、殺菌剤を使わず、自然由来の成分のみを使用しています。土地そのものを大切にする姿勢が、その土地の本質を捉えたワインの製造につながっているのです。
リベラ・デル・ドゥエロの歴史は2500年前までさかのぼり、ドウロ川に通じるドゥエロ川、800m〜1100mの圧倒的な標高、夏と冬、夜と昼の激しい寒暖差、シルト層を含む石灰石土壌が特徴です。これらの条件が整ったテロワールで、晩成でありながら菌に強く、日照と水捌けに恵まれた高品質な葡萄が育まれるのです。
現在の経営者であるリカルド・ペナルバ氏(エノロジスト)とビセンテ・ペナルバ氏(農業エンジニア)は、ドゥエロの古くからの住人として、地元の資源だけを使用してワインを作ろうとする自然づくりの理念を掲げています。
リベラ・デル・ドゥエロ内では、間違いなく、自然派の第一人者であり、最もクラシックで、最も先端のワイナリーだ。
(インポーター資料より)