生産者:プレモン
産地:フランス / シュッド・ウエスト
品種:グロ・マンサン80%、プティ・クリュブ10%、アリュフィアック10%
評価:Decanter95
この白ワインは、グロ・マンサンとフローラルな土着品種の共演をより深く楽しめます!力強いフローラルなアロマ、生き生きとしたフレッシュな柑橘系の香りにかすかにトーストしたパンのノート。果肉が黄色い熟したフルーツのブーケやドライフルーツのノートへと展開します。豊かで成熟した口当たりながらフレッシュ&フルーティーさが余韻にもはっきりと残っています。魚料理との相性は完璧。ソフトチーズも良く合います。
【ワイナリー情報】
サン・モン最大の生産者
プレモンを語ることは、すなわちサン・モンというアペラシオンそのものを語ることに等しい。2011年に認定された新しいAOCであるサン・モンのブドウ畑1250haのうち、なんと99%をこの生産者が管轄している。フランス南西部コート・ド・ガスコーニュにあり、マディランの東側に位置する人口わずか300人の小さな村がサン・モンである。小高い山の上に腰掛けるように広がっているこの産地は、1981年にコート・ド・サン・モンとしてVDQSに認定されていたが、その品質の高さから2011年にAOCとして認められた。主要品種のタナやグロ・マンサンに加え、プティ・クリュブ、ピナンクといった古典的で個性的な土着品種が使用されることが大きな特徴である。ブドウは涼しく湿度が高い春のおかげで、暑くて乾燥した夏の終わりまでには完熟する。そこから生まれるワインは、長期熟成にも耐えうる強さとエレガントさを持つ。
サン・モンAOCの復活
プレモンの歴史は、この地方の出身で3代続くワイン生産者であるアンドレ・デュボック氏が「南西部のワインの評判を高める」と決意したところから始まる。彼は若く熱意あるチームとともに、サン・モンのアペラシオンを復活させた。設立以来、大小1000もの栽培家がプレモンに参加し、現在の規模に拡大。現在は女性ワインメーカーのナディーン・レイモンが醸造責任者を務め、更なる高みを目指している。
細やかな畑作業
伝統的な栽培方法を行い、芽かきやグリーン・ハーベスト、カバークロップを一部採用するなど、適切な収量制限ために様々な取り組みをしている。鮮度とアロマティックさをキープしたい白ワイン用のブドウは夜間に収穫。そして酸素との接触は極力抑えている。赤ワイン用のブドウは、フェノールが成熟するのを十分に待ち、果粒を直接テイスティングして、適切な収穫時期の判断に神経を研ぎ澄ませている。
土着品種の保護と地域のアンバサダーを目指す
「土着品種の保護・尊重・再発見・プロモーション」そして「この地域のテロワールのアンバサダーとなる」ことを目指す彼らのフィロソフィーが詰まったワインは、土着品種が生み出す唯一無二のオリジナリティがアクセントとなった魅力的な作品である。