生産者:ドメニコ・クレリコ
産地:イタリア/ピエモンテ
品種:ネッビオーロ
単一畑「ラヴェーラ」の葡萄のみで造る、クリュ(畑名)入りのバローロ。
ラヴェーラは、バローロエリアの南西に位置するノヴェッロ村にあり、一部バローロ村にまたがる規模の大きな畑です。テッレ デル バローロはノヴェッロ村に3.64haを所有しています。土壌は非常にもろく、白いマール主体で粘土が混ざる組成です。土壌が密に詰まっているので、樹勢が抑えられ、葡萄はバランスよく熟すことが出来ます。10月に収穫します。除梗、破砕した後、28〜30度に温度管理しながら14〜18日間発酵させます。タンクを移しながらラッキングし、樽に移しマロラクティック発酵させます。熟成は38ヶ月。そのうち18ヶ月はフレンチオークの樽とスラヴォニアンオークの大樽を使用します。さらに12ケ月瓶熟させます。輝きのあるルビーレッド。赤い果実のアロマにペッパーやクローヴなどのスパイスの要素が混ざり合っています。口に含むと心地よい酸が感じられ、洗練されてエレガントな味わいで持続性があります。小さな赤い果実やスパイスの香るフレッシュな余韻があります。
「ラヴェーラはよりフレッシュでタンニンがまろやかです。一番親しみやすいバローロと言えます」と醸造家のダニエーレ ポンツォは話していました。
【生産者情報】
2020年版「Weinwirtschaft」誌でイタリア最優秀生産者組合25のトップに選出!
ワインの品質の鍵となる重要な人物が、醸造家のダニエーレ ポンツォです。ダニエーレはアルバの醸造学校を卒業した後、カ ヴィオラやガヤで経験を積み、2003年よりテッレ デル バローロで働き始めました。2007年からは、醸造家のトップとしてワイナリーを牽引しています。弊社がテッレ デル バローロのワインの取り扱いを開始してから、20年以上が経過していますが、ダニエーレが参加してからのワインは明らかに品質が向上しています。ダニエーレは、同じワインを異なる樽に入れ、違いをチェックする樽の研究室を持っています。樽熟成は、初めに試飲して樽を決め、1年後に試して次にどの樽を使うかを決めるという過程を経て、その後ブレンドしタンクで保存します。「品質を向上させるために様々な試みをしています。またモダンな要素を否定する訳ではありませんが、出来上がったものをみると伝統的な味筋を守っていることがわかっていただけると思っています」と語ります。
ダニエーレは、テッレ デル バローロについて、次のように話しています。「共同組合のメリットは、『選択』と『選別』ができることです。『選択』とは畑の選択のことを指します。テッレ デル バローロは、様々な場所に畑を所有しているため、その年にある場所の出来が良くなかったとしても、品質がそれに左右されません。また、『選別』とは葡萄やワインを選別することです。良いワインのみを自社ラベルで瓶詰めし、品質に納得のいかないものは、バルクで他社に売ってしまいます。これにより、テッレ デル バローロの名前でリリースするワインについて、品質が保証できます」。この選択と選別については、上位クラスのワインに限った話ではありません。スタンダードクラスのワインについても、テッレ デル バローロだからこそ出来る品質追求によって、クオリティの高いワインが生み出されています。