産地:ニュージーランド ワイパラ・バレー
ジェームズ・サックリング スコア91 特筆すべき集中したペッパーのスパイスがあります。明るく豊かな赤いベリー系が香り、同様に葉っぱの要素もあります。テクスチャーは存在感があり、赤いベリー、ブラックベリー、チョコレートが生き生きと香ります。今飲んでも置いても。
【栽培家のノート】
11月の初めの週と12月はとても暑くて乾燥した年で、開花にとってはパーフェクトなコンディションでした。ブドウは大きくしっかりと育ちました。品質の目標を確実に達成するには、大幅な間伐が必要でしたので、注意深く葉を取り除き日照を確保しました。1月と2月の雨はブドウが元気に育つための土壌への水分の補充となりました。結果としては、ここ10年で最も暖かい年の一つとなりました。
【醸造家のノート 覚え書き丘】
丘陵の小さな区画のシラーは、2018年の終わりに収穫されました。そして手作業で選果し、その後除梗して上部を開けた発酵槽に入れられます。4日間コールドソーキングをして醸し、自然発酵が始まり温度が自然に30度に達するまで発酵させます。その結果ワインは感覚に訴えるアロマと良いタンニンが得られます。ワインは28%フレンチオークの新樽を使い、15ヶ月間熟成されます。ボトル詰めの前の清澄、濾過は行いません。
【ナチュラルワインの理念】
マディウォーターは、カンタベリー地方で最初にオーガニックワインの認定を取りました。私達のワインは全てBio Groビオグロの認定を取っていて、少量のワインを心を込めて作っています。
私達のワインのほとんどは、今は希少ですが、接ぎ木をしていません。それにより私達のワインは、他のいくつかの限られた場所でしか見られない本物の表現ができています。
ブドウの管理は、除草剤、殺虫剤、合成殺菌剤を使わない代わりに、有機栽培とバイオダイナミックの手法を使って土壌を促進し、ブドウを健康に保つ土壌管理を行なっています。それは手作業のアプローチで、畑で一列ずつ土壌やブドウや枝までわずかな変化に対応します。それはとても集中力を要する仕事ですが、明らかな違いがわかるワインを作る方法なのです。
収穫では、私たちは果実の熟度や種の熟し具合などの重要なフレーバーの要素を確認しながらブドウの房を手で摘み取ります。もしブドウが良い状態に育っていたらその作業はそれほどする必要なないのですが。発酵は野生酵母で、可能な限り濾過は行いません。無清澄、無濾過にすることにより、ワインはより複雑性が増します。それはまるでお気に入りの音楽を聴いているかのような、ゆっくりと味わいながら飲むためのワインになります。
2000年トーマス一家は素晴らしい石灰岩質の丘陵であるオミヒの丘の古い羊農場を購入し、グレイストーン・ヴィンヤードを始めました。最初から一つの目標がありました;それはユニークな石灰岩質のテロワールを生かした際立つワインを認めてもらうことです。2004年までに栽培家のニック・ジルの助けを借りてオミヒの丘に13ブロック植樹しました。下は粘土質で石灰岩質の北向きの斜面−ミネラルとコンセントレーションのワインを育てるのに完璧な組み合わせです。
【私達のストーリー】
2008年、初めてのワインがここから作られ、その後グレーストーンは賞賛の中で成長しニュージーランドのベストワイナリーの一つとして認められてきました。私たちはこの土地が大好きですので、この土地の本質を捉え、それを全てのグレーストーンのボトルに反映することを目指しています。
【私達の土地】
グレーストーンは、ブドウの根が成長する岩盤としてユニークな石灰岩の礫岩質土壌から名前を取りました。ノースカンタベリーの地震動を通して化石や貝殻や小石の混ざった石灰岩質が出来上がり、時を経てこの古代の地質は地表に押し上げられテヴィオットデール・ヒルを形作りました。
ピノ・ノワールは石灰岩質を好むのは有名ですが、他の品種も然りで、この土地から何が育つのかを見る為に色々な方角の斜面や畑に植樹しました。斜面の下の方は土壌が違ったので、シャルドネやリースリングも植えました。さらにフラットな土地には、荒くてドライな粘土質と砂質のノースカンタベリーでも育つゲビュルツトラミネール、ピノグリ、ソーヴィニヨンブランを植えました。
【私達の理念】
グレイストーンは 100% 認証取得の有機栽培です
本当に良いワインというのは、一時のもので、毎年のワインは束の間のスナップ写真のようなものだと思います。私たちは何かを加えてワインを操作するようなことは求めていません。代わりに私たちは、土壌やブドウやその年が輝けけるような表現するようにしています。
栽培のマネージメントは、除草剤、殺虫剤、防カビ剤を使わないで、土壌とブドウの木が元気に育つように、有機栽培とバイオダイナミックの土壌管理を注意深く手作業で行っています。それは手探りのアプローチで、畑を一列毎に歩きながら、僅かな変化にも順応しながら管理しています。それはとても集中を要する作業ですが、本当に違いのあるワインを作る方法なのです。私たちにとってこれは愛すべき労働なのです。
収穫時は一房ずつ手で摘んで、ブドウを味見して種の成熟度などワインの重要なフレーバーを検査します。もしブドウの出来が良ければ、そのようなことはあまりしなくても良いのですが。そして発酵には野生酵母を使用し、できる限り無濾過でボトル詰めをします。無清澄と無濾過にすることでより重なり合った複雑性が明らかになります。それはまるでお気に入りの音楽のアルバムを聴くように、より豊かでニュアンスを感じることのできるトーンのようです。
【有機栽培の取り組み】
2014年の初めに、グレイストーンは従来の栽培方法から有機栽培へと転換しました。2018年までに33ヘクタールの畑全てがニュージーランドのBioGro(ビオグロ)に認定されました。
有機栽培のワインを作るということは、合成物及び外部からの添加物を使わないで、その代わりに生物の多様性と自然の生態系の循環を利用するということになります。これは手探りのアプローチで、ブドウや畑と密接に繋がり、一列一列歩いて土壌の微かな変化にも調子を合わせることを意味します。とても集中を要する仕事ですが、それはまた私たちが本当に作りたかった違いのあるワインを、環境やスタッフ、そしてお客様の健康を危うくすることなく創り出す方法なのです。