生産国 イタリア／ヴェネト州
クラス：DOCレッシーニ　ドゥレッロ
葡萄品種：ドゥレッラ100％

ドライフルーツや柑橘系のアロマに、酵母によるトーストのニュアンス。際立つ酸ときめ細かい泡立ちがバランス良く、完熟リンゴや洋ナシなどを連想させる味わいを支える。柑橘類を思わせる長い余韻。




＜畑に関する情報＞
ソアーヴェDOC地域の東側にあるロンカ村。モンテ・カルヴァリーナの斜面に5ha。標高250〜300m。南〜南東向き。火山性土壌。

＜葡萄の栽培・収穫に関する情報＞
樹齢30年。ギュイヨと、この地方特有の棚仕立て＝ペロゴラ・ヴェロネーゼ仕立て。植密度3,500〜5,000本/ha。サステイナブル農法。9〜10月に手摘み収穫。年産7,000本。

＜醸造・熟成に関する情報＞
直接圧搾後、ステンレスと木製のタンクにて一次発酵。翌年5月から瓶内二次発酵がスタート。手作業によるルミュアージュを行いながら、36カ月以上の瓶内熟成。

＜受賞履歴＞
2013　ワインアドヴォケイト 91pt ( 2019/08 244号 )
2014　ファルスタッフ 91pt ( 2019/11 )
2014　ワインエンスージアスト 92pt ( 2019/12 )
2015　ファルスタッフ 92pt ( 2021/11 )


＜ワイナリー情報＞
ソアーヴェ地区テッロッサ･ディ・ロンカ村を拠点に、3世代に渡りワイン造りを行う生産者です。オーナーのアントニオは、非常にストイックで、地元の名門コネリアーノ醸造学校とディジョン大学で醸造を学んだ後、1979年にワイナリーを引き継ぎ、伝統的な方法を探りながら、新しい科学的な方法にも挑戦。また、90年代からサステイナブル栽培を実践、醸造中のSO2添加も極力控えるなど、手間隙をかけブドウの持つポテンシャルを最大限に引き出しています。ブドウと真摯に向き合い、誠実に表現したワインは、どこまでもピュアでエレガント。近年はほとんどの畑を有機栽培に切り替えています。