フランス・カオールの西側は海岸沿いで、温暖で寒暖の差が少ない気候です。その為、東より2週間近く収穫日が早く、日本では西側のワインのイメージが強い。
このワインの生産者「ヴァレリー」は1973年6月28日生まれ、Tarbesという町に生まれました。ワイン造りにとても興味があり、トゥールーズ大学醸造学部を卒業。オノロジストとしてプロヴァンスのワイナリーの仕事をしておりましたが、自分自身のワインを造りたくなり、 生まれ故郷の南西地方を選びました。
そしてピレネーの近くで22haの畑を購入。彼女が買ってからビオディナミに変更。彼女の買った畑は東側の大陸性気候。そこの石灰質土壌のマルベックはエレガント で、重たいマルベックではありません。ミネラルたっぷりのブドウです。そして粘土質土壌にはメル ロー他の品種を植えており、半分の畑の植樹は1968年、今古樹として良い味わいを放っています。
3年目の2022年からはエコセールもデメテールも正式にbioとし て認定します。カオールでビオディナミでワイン造りをしている大御所Domaine Cosse Maisonnesuveのオーナー、マチュー・ コス氏の協力を得て、彼のワインは実にエレガントで味わい深いスタイル、それにヴァレリーの女性的感性が加わったナチュラルワインが加わっています。
何故、ビオディナミを選んだのかの問に「私にはサプリメントだから、無くてはならない存在だから。」 と、非常に印象的な答え。ロワールの方が北なのに、ここ東側のカオール は本当に収穫が遅いのです。勿論西側のカオールは終わっております。去年は9月18日から 始まりました。ロワールでもとても暑くて、初めて8月末に収穫を開始した年でした。なので皆様 が思っている東のカオールのイメージはかなり違うと思います。
4品種を除梗しセメントタンクで5日醸し後、プレスしセメントタンクで1日に2回ピジャージュを施しながら発酵、セメントタンクとアンフォラでマロラクティック発酵・熟成しました。
ブラックガーネット色、カシスやブラックチェリー、木材の香り、引き締まった酸とじわじわと拡がるタンニン、ブラックベリーのニュアンスもアフターに楽しめます。
ぶどう品種:
オーセロワ(マルベック)40% シラー30% カベルネ
フラン20% メルロー10%
カオール地区ですが、このワインはVin de France階級です。