DETAIL
産地:フランス/サヴォワ
ぶどう品種:ピノ・ノワール100%
サヴォワの冷涼な気候が生んだ、フルーティで繊細なピノ ノワール
畑は、ブルジェ湖の北側のショターニュとジョンジュー、さらにコンブ ド サヴォア(サヴォワ峡谷)にあります。花崗岩と粘土石灰岩土壌で、南東向きです。手摘みで収穫します。ニューマティックプレスで圧搾し、20度に温度管理したタンクで澱を沈めます。3週間発酵させます。その後、マロラクティック発酵させます。熟成はステンレスタンクで4〜5ヶ月行います。瓶詰後3ヶ月寝かせてからリリースします。
明るいルビーレッド。レッドベリー、チェリー、ブラックベリーの香り。繊細でスパイシーなタンニンがあり、バランスが取れています。赤身の肉料理に合います。
【生産者情報】
1853年 カセラン ペリエ(Catherin Perrier:1820年生まれ)は、サンタンドレ レ マルシェにセラーを購入しモン グラニエの山の麓で葡萄栽培を始めました。その後、引き継いだ息子のクロード=エミリー ペリエ(Claude-Emilie Perrier)は新たにセラーを購入し、フィロキセラ禍で失われた葡萄畑を再開しました。葡萄栽培者であり営業でもあった彼は、造ったワインを騾馬にひかせてカフェの店主たちへと売り歩いきました。
1920年クロード=エミリーの息子、ジャン ペリエ(Jean Perrier)が引き継ぐと、葡萄畑とセラーを拡張し、その後ジャンの息子、ジャン=ヴィクトール ペリエ(Jean-Victor Perrier)時代には、サヴォワで最初にボトル売りをするワイン生産者となりました。
1964年 ジャン=ヴィクトールの息子であり、現オーナーのジルベール ペリエ(Gilbert Perrier)が引き継ぐと、ボトリングラインに投資を行い、1時間あたり2,000本のワインがボトリング可能となり、生産量が増えました。その後もワイナリーに意欲的と投資を行い現在は1時間あたり6,000本ボトリング可能な設備を所有しています。現在は、ジルベールの息子3人、フィリップ(Philippe)、クリストフ(Christoph)、ジレ(Gilles)が中心となってワイン造りをしています。
<評価>
評価 ヒュー ジョンソン「ポケット ワイン ブック2019」で、アビム、アプルモンの試すべき生産者として掲載。