産地：スペイン／カタルーニャ（コンカ・デ・バルベラ）
ぶどう品種：トレパット100％


嘘つきという意味で、トレパットでは凝縮感ある上質の赤ワインが造れないという概念を覆すためのキュヴェです。除梗したブドウを3日醸しプレス後ステンレスタンクで発酵、500Lと600Lの木樽で10 ヶ月熟成しました。

濃いガーネット色、プルーンやプラムジャム、木材香、バランスのよいアタックに丸みのあるコク旨がじわじわと拡がり、しっかりとしたタンニンと長めの余韻が印象的です。
（インポーター資料）


【生産者情報】
スクセス・ヴィニコラ


・地理的位置: カタルーニャ州北部、DOコンカ・デ・バルベラに位置する。

・ワイナリーの背景: ヴェガ・アイシャーラ、セリェール・タランナ、ジョルディ・ロレンスなど、異なる生産者との出会いがあり、トレパット品種に対する情熱を共有している。

・ワイナリーの誕生: 獣医志望のマリオナ・ヴェントレイとブドウ生産家のアルベール・カネラは、プリオラートのワイン醸造学校で出会い、2011年にワイナリー・スクセス・ヴィニコラを立ち上げた。

【ワイン造りの特徴】
・栽培環境: タラゴナ県沿岸部と山間部に位置し、特有のマイクロクライメイトがあり、伝説的なモンブランの城が近くにある。

・生産者の信念: 化学肥料や除草剤・殺虫剤は一切使用せず、自然な栽培方法で最高品質のブドウを育てる。

・ブドウ品種: 自生品種を重視し、白ワインにはパレリャーダ種、赤ワインにはトレパット種を使用。
トレパットの再評価: トレパットは従来淡いロゼワインに用いられていたが、スクセス・ヴィニコラの手法により、凝縮感があり香り高く、個性的なトレパットのワインを生み出している。

【ワイナリーの姿勢】
・未来志向: "スクセス"とは「出来事」を意味し、ワインの名前は彼らの経験に関連している。クリエイティブで前向き、互いを尊重する姿勢が反映されている。手摘みと自然酵母: 古い畑を厳選し、手摘みで収穫。発酵は全て自然酵母を使用し、基本的にはSO2の添加は行わない。

【ワインの特徴】
・味わい: 白・ロゼ・赤ワインともに、彼らの明るいキャラクターが反映された味わい。明るくジューシーな果実味、柔らかで豊富なエキス、石灰土壌と高標高からもたらされる柔和な酸とミネラルが特徴。

・料理との相性: 魚から肉まで幅広い料理に合う。


ワイナリー・スクセス・ヴィニコラは、持続可能なワイン造りと地元の特徴を大切にし、トレパット品種を通じて独自のワインを生み出しているようです。